Auto Ups!!
同じ日本車なのに、ネーミングが違ったり仕様が異なるおかげで、
その雰囲気をガラッと変化させる北米仕様車。
そんなUSバージョンなクルマたちを、ココでは紹介していきます。
TOYOTA FJ CRUISER: Vol.01(エクステリア編)
2003年のデトロイトショーで発表されたコンセプトカー『FJクルーザー・コンセプト』。トヨタの誇るクロスカントリー車『ランドクルーザーFJ40系』のデザインを現代風にアレンジした同車は、今どきのSUVからするとかなりキュートなデザイン。丸目2灯ヘッドライトやリアクォーターウインドウのラウンド感、そしてホワイトのルーフなど、当時のFJ40系を知る人には懐かしさを覚えるルックスとなっているのが大きなポイント。ちなみにFJ系のランドクルーザーは北米では1960年から1983年まで販売されていたトヨタの遺産とも言える4WD車だ。
2003年のコンセプトカーのデザインそのままにリリースされ、現在人気を博しているのがこの『FJクルーザー』。このデザインはトヨタの北米デザインスタジオ『CALTY』によるもの。プラットフォームはハイラックス・サーフ(北米名:4ランナー)がベースのラダーフレームを採用。エンジンは4ランナーやタコマ(ピックアップトラック)にも採用されている4.0LのV6を搭載し、トーイング(牽引)能力も必要にして十分。駆動方式は2WDと4WDの両タイプが用意されている(今回の撮影車両は2WDモデル)。
エクステリアのレトロさは当然インテリアにも反映され、ドアやセンターコンソール部がボディ同色に仕上げられているあたり、好みの別れるトコロかもしれないが、デザイナーのこだわりが感じられる部分だ。トランスミッションは5速AT、もしくは6速MTの選択が可能。なお撮影車にはラゲッジスペースにウーファーボックスが搭載されており、長いクルーズを快適な音楽で楽しむことができた。

↑レトロなデザインが特徴的なフロントマスク。バンパーもクラシックなテイストを漂わせている。

↑リアからのスタイルもレトロ感たっぷり。愛嬌のあるデザインで、他のSUVとは一線を画している。

↑つり上がったヘッドライトがトレンドの今、シンプルな丸目2灯は逆に新鮮。グリル内のTOYOTAロゴもクラシカルでクール。

↑ポジションランプが内蔵されたドアミラー。ドアハンドルやバンパーと同様のペイントが施され、レトロな雰囲気が楽しめる。

↑3連ワイパーもFJクルーザーの特徴のひとつ。アンテナもブラック・フィニッシュで、雰囲気を統一している。

↑ファットな6本スポークのホイール。ホイールセンター部分のトヨタロゴは現行のデザイン。サイズは17インチ。

↑ボディの外側にノブはないが、リアドアは内側からのみ開閉が可能。開口度も大きいので、荷物の出し入れはイージー。

↑ボディアンダー部のブラックモールと同様、ブラックに仕上げられたステップ。このクルマの雰囲気作りに欠かせないパーツ。

↑ボディカラーに関わらず、ホワイトルーフを用意。リアクォーター・ウインドはラウンディッシュなデザイン。

↑リアのサイドから見ると、かなり飛び出したカタチになっているリアのテールランプユニット。独特のデザインだ。

↑クロスカントリー車なオーラを放つスペアタイヤ。若干左に寄っているが、ほぼセンターにセットされている。

↑4.0LのV6エンジンは239hp。ボンネットの裏側はむき出しでワイルドだが、エンジン音がとくに気になるワケではない。

↑オイルエレメントの位置に注目。こんなに交換しやすい場所にあると、自分でも交換可能。メカニックも泣いて喜ぶ!?
●TOYOTA FJ CRUISER
エンジンタイプ:4.0L V型6気筒
総排気量:4000cc
最高出力:239hp(約178.2kW)/5,200rpm
最大トルク:278lb-ft(約38.4kg-m/約376.91N・m)/3,700rpm
全長:183.90インチ(約4,671mm)
全幅:74.60インチ(約1,894mm)
全高:70.90インチ(約1,800mm)
ホイールベース:105.90インチ(約2,689mm)
価格: $21,910〜$23,500
Vol.02(インテリア&その他編)へ続きます。
report: yuu : 2006年12月04日 18:07