Auto Ups!!
同じ日本車なのに、ネーミングが違ったり仕様が異なるおかげで、
その雰囲気をガラッと変化させる北米仕様車。
そんなUSバージョンなクルマたちを、ココでは紹介していきます。
Lexus ES Vol.1(エクステリア編)
今モデルで5代目となるレクサスES。先代モデルまでは「ウィンダム」として、日本でも販売されていたので、まったく目新しいクルマというワケでもない。が、この5代目モデルは北米マーケットのみリリースされているため、日本に住んでいる人から見ると、新鮮な印象を受ける人もいるかもしれない。
周知のように、レクサスの4ドアセダンの中ではISとGSの中間あたりに位置するESは、トヨタのカムリと同じプラットフォームを使用している。とはいえ、レクサス・ブランドからリリースされているクルマのため、その他の部分は当然レクサス・スタンダード。3.5リッターV6エンジンと6A/Tを組み合わせたパフォーマンスはもとより、快適性や安全性はLマークのそれ、だ。なおエンジンは272hp、35.1kg-mを発揮し、0〜60マイル加速(停止状態から約96km/hに達するまでの時間)は6.8秒を誇るスペックとなっている。
このES、実際に目の前にしてみると、際立った個性のようなものが、正直言ってあまり見られない。先代モデルに比べて、ボディサイズがほとんど変わっていないことや、クセのないデザインに仕上がっていることが、その理由かもしれない。が、ホイールベースは50ミリ以上アップされており、その拡大はリアシートのレッグスペースの確保に貢献しているという。そんなインフォメーションを頭に思い浮かべながら、ドライバーズシートに身を沈めてみて、正直驚いた。インテリアのデザイン、そして質感に……。
まず目に飛び込んできたのは、ダッシュボード形状。センター部分と助手席前方部分のデザインがダイナミックにつながっていて、他車では見られないオリジナリティを感じさせられた。さらにステアリングに内蔵されたオーディオ・コントロール用のスイッチも、単に樹脂のボタンル類を付けました的なフィニッシュではなく、まるでステアリング・ホイールに同一化したような仕上がり。ラバーで覆ってあるだけなのだが、その中にシンプルな美しさを放っている。他にもセンターコンソール・ボックスのギミックなど、ディテール部分でかなりのサプライズがあるクルマになっているのだ。
一見すると、保守的に見えてしまうエクステリア。が、内面であるパフォーマンスやインテリアは数えきれない進化を見せている。外見でハッタリをかけるのではなく、内面での成熟さ。ESの強みはココなのだろう。

↑奇をてらうことなく、どんなシーンにも似合ってくれるデザイン。

↑フロントに比べると、多少クセのあるルックスに仕上がっているリア周り。バンパー部とトランク部分との段差がES。

↑内側へシャープに切れ込んだヘッドライト。それとは対照的に丸みを帯びたフォグライトを合わせている。

↑7本スポーク・デザインのホイール。タイヤサイズは215/55R17。

↑エンジンは最高出力272hp、最大トルク35.1kg-mを発する3.5リッターV6。

↑ツリ目デザインのテールライト・ユニット。ユニット下にはES350のエンブレムが配される。
●LEXUS ES350
エンジンタイプ:3.5L V型6気筒
総排気量:3441cc
最高出力:272hp(約202.8kW)/6,200rpm
最大トルク:254lb-ft(約35.1kg-m/約344.37N・m)/4,700rpm
全長:191.10インチ(約4,853mm)
全幅:71.70インチ(約1,821mm)
全高:57.10インチ(約1,450mm)
ホイールベース:109.30インチ(約2,776mm)
価格:$33,470
Vol.02(インテリア編)へ続きます。
report: yuu : 2007年06月04日 09:10