2006年09月20日
内装は「心地よい安らぎ」
エクステリアの次はインテリアです! インテリアの質感が高いことは言うまでもありません。パネルの継ぎ目も狭く、木目やダッシュボード、シートの質感も高い。広さだって十分です。インテリアを見ると、そして実際にシートへ腰を下ろしてみると、「人」を中心にデザインされているのが本当によく分かります。
まず、適度な包まれ感が何とも心地いい。これだけ大きなクルマですもの、絶対的な空間は十分以上。ただ、漠然と広いだけでは時代遅れ。広さは時に不安感を抱かせる要因となりますから。そこでレクサスでは乗員を包み込むようなデザインを採用。フロントとリヤのドアアームレスト上面、そしてフロントシートバック背面の分割ラインを同じ高さに設定して、水平のラインを想定。これにより腰から下では包まれている安心感を、腰から上では開放感を演出しているとのこと。そのデザインが功を奏しているのか、LSの包まれ感は素晴らしいものでした。
包まれ感、過度に演出すると閉塞感を招いてします。かといって広々しすぎていると、今後は落ち着かない。軽自動車なんかで広々感・開放感を演出するため窓枠の位置を下げているモデルに乗ったことがある人は知っているでしょうけど、本当に落ち着かないですよね。LSの包まれ感はどちらに寄りすぎることもなく、包まれ感によって大きな安心感を生み出してくれています。もちろん絶対的に十分過ぎる室内空間を確保しているからこそ、こういった安心感が実現できているのは言うまでもありません。
内装のデザインについて、担当の盛満俊二さんにお話を伺いました。「インテリアデザインのポイントはやはり安心感ですね。特に強調したいのは、“人を中心としたデザイン”であること。例えばナビにしても、単に先進性を追求するのではなく、使い勝手を重視しました。そのためタッチパネル形式を採っているわけです。安心感の演出には、至るところで採用している緩やかな曲線がうまく機能していると思います。例えばシートバックの裏側(後席側)も曲線ラインにすることで、乗員に安心感を与えています。センターコンソールにも曲線部分を作ったり、ドアパネルにも様々な曲線を採用。独自の安心感を演出できていると思います。個人的に目標と思っていたのは“外見でハッと、内装でホッとさせるデザイン”です」。
なるほど、うまいこと言いますね。「外装でハッと、内装でホッと」ですか。確かに外見は存在感あるものであってほしい。けれども内装まで存在感を出し過ぎていたら、乗っている方は疲れてしまいます。安心感を演出したのは大正解ですね。やはり快適に、そして危険を感じることなくクルマに乗って移動したいもの。こんなクルマに乗っていられる人が羨ましいです。(新美)
carmode : 2006年09月20日 01:20
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